ここでは知らなくても遊べるものの、知って実践するとよりKOF94人生が豊かになるテクニックをご紹介します。それなりに練習が必要なものもありますが、出来ると余生が充実します(多分)。
なお、大人の事情によりVol.1~3に分けて紹介します。まぁ大人の事情なんてないんですけど。
ガードキャンセル
連続ガード(連続的に当たる攻撃をガード時にガード-ガード間に割り込めないもの/例:チョイの回転飛猿斬のコロコロ部分や、チャンの画面端での鉄球大回転ケズリ、舞の超必殺忍蜂など)の5発目以降は、ガード硬直を必殺技or超必殺技でキャンセルし即座に反撃可能。特に出せる技自体に制約は無いが、基本的には発生時無敵がついている技や、出が早い技を出すのが良い。なお、KOF95と異なりパワーMAX時に限り一発でガードキャンセル出来る仕様は本作には存在しない。
回転飛猿斬へジョーでガードキャンセル
5回目のガードに対してキャンセルしてタイガーキック(攻撃判定発生まで無敵)を出している。ガード後だと突進技での反撃となるが、スラッシュキックをタメている間に余計に削られるため、勝ちに拘るならガードキャンセルが正解と言える。多分。
鉄球大回転へラルフでガードキャンセル
ケズリ狙いで出してきたチャンの鉄球大回転にラルフでバリバリバルカンパンチ(超必殺技かつ攻撃判定発生まで無敵)でガードキャンセル。そもそもKOF94ではバリバリバルカンパンチを決める機会もほぼないのでやるっきゃnight(昭和感)。
必殺技関連Tips
飛び道具連射
対象キャラクター
全員(テリー、アンディ、ジョー、京、アテナ、ケンスウ、ラッキー、ハイデルン、ユリ、舞、キング、リョウ、ロバート、タクマ)
飛び道具(弱・強問わない)を撃った直後、前ダッシュorバックステップしてから即座に次の飛び道具を撃つことができる。この際に1発目の飛び道具が画面内に残っていても撃てるため、画面内に2発の飛び道具が存在する状態となる。そのままタイミングよく画面内に飛び道具2発状態を作り出し続ければ連射モードに突入できる。基本飛び道具持ちのキャラは可能であるが、ハイデルンは溜め飛び道具のため結構難しい。なお、例外的にキングに関してはダブルストライクを撃った後、直ぐにベノムストライクを撃つとそのまま連射モードに突入できるのでやり易く、CPUルガールもこれでハメられるためかなりオススメ。
ケンスウ:超球弾連射モード
1発目の超球弾(この動画では弱)を撃った後にバックステップしてから次の弱・超球弾を撃つことで連射モードへ。弱強織り交ぜることもOK。やられた側の対処としては前に出て早目にガードして、画面内の弾を1発だけにすることで連射モードを解除するのが良い。
リョウ:虎煌拳連射モード
アメフトのボールじゃないから仕方ない仕方ないね。ちなみにリョウは弾の性能が良い上に、無敵対空(虎咆)まであるのでこの状態はブライアンじゃなくとも結構つらみ。他にも「アテナ、ケンスウ、ロバート、キング」辺りは連射モードに入ると中々いやらしい。(画面を)こんなにしてまったくいやらしい。
キング:ベノムストライク連射モード
解説でもあるように前後ダッシュを利用しなくとも連射が可能。ダブルストライクを出し、即ベノムストライクを撃てばそのままムエタイ砲台へ。元々KOF94内で最も性能の良い飛び道具であるため、連射モードに入られると中々厄介。特にイリュージョンダンス(超必殺技)が使える状態だと、飛ぶのも怖い。そんなキングもシリーズ(歳を重ねる)ごとに弱体化していっているので「若さ=正義」というテーマがKOFから滲み出ており非常につらい。
■2020/10/25追記:nagaさん(thx!!)より「舞も可能」と情報を頂きましたので「全員」としました。
強弱入替え(弱強入替え)
弱の必殺技のコマンド入力後に素早く強の必殺技コマンドを入力すると、弱と強の性能を持った必殺技に化ける。元々(?)KOF95で発見された京の七十五式改(弱)の2段目を強属性に変えて追討ち可能とするテクニック(具体的には「屈B>七十五式改(弱>強)>七十五式改(弱>強)・・・」という国際社会から非難を浴びかねない状態に陥ったアレ)の逆輸入版である。
なお、KOF94における本テクニックを用いた非人道的コンボは現状、極限流空手の人々(女子除く)のみ見つかっている。
テリー:バーンナックルの強弱入替え
・1回目バーンナックル:弱
・2回目バーンナックル:強
・3回目バーンナックル:弱>強入替え版
3回目の入替え版は両手を挙げて突進までの早さは弱、突進距離は強になっているのがなんとなく伝わると思う。(伝われ)結果「出が早くて突進距離が長いバーンナックル」となり、キムの飛翔脚やハイデルンのネックローリングガード後など反撃しにくい技にバシっと一言物申すことが可能。
京:朧車の強弱入替え
・1回目朧車:弱(1回攻撃)
・2回目朧車:強(3回攻撃)
・3回目朧車:強>弱入替え版(2回攻撃)
3回目の入替え版(強にある3段目の叩きつけが出ていない版)をチョイの飛翔空裂斬への確定反撃として利用。通常の強(30+19+30)を入れるよりも二段目で止めて屈Cで追討ちした方がダメージが高い(30+19+54/ちなみに気絶値も高くなる)のでお得。
ふっとばし属性付与必殺技
ふっとばし攻撃(地上or空中問わず)を出したあと一切のニュートラルモーションを挟まずに「爆裂拳」及び「RSD」を出すと、本来のヒットバック距離が異常に短くなりヒット数及びダメージが増える現象。具体的&実践的なやり方は、ジャンプふっとばし攻撃を空振りして後述のジャンプ着地キャンセル必殺技を直に当てるのがやり易い。特にRSDは強力なので、アメスポが大好きor髪型がモヒカンの人は練習することをオススメ。
ジョー:属性付与爆裂拳
1.前ジャンプ空中ふっとばし空振り
2.ジャンプ着地キャンセル爆裂拳(強)
※通常の爆裂拳(強)を密着から当てても「4,5回ヒット→ヒットバックで届かなくなって終わり」なのだが、属性付与することでヒットバックがほとんど無くなり11回(最大ヒット数)ヒットし、それに伴ってモリリっと減っていてもう辛抱堪らない。
ヘヴィD:属性付与RSD
1.前ジャンプ空中ふっとばし空振り
2.ジャンプ着地キャンセル弱RSD
3.間合いが離れないのでもう一回弱RSD
※通常だとRSDヒット後は強いヒットバックがかかるため、ヘヴィDの攻撃はなにも届かなくなるが、初回RSDヒット後にほぼ密着状態であるため、もう一回RSDをおかわりしている。ムッハー(鼻息)!
ジャンプ関連Tips
大ジャンプ
対象キャラクター
全員(※比較的出易い4キャラ:紅丸、ヘヴィD、チョイ、クラーク)
KOF94では正式操作(正式となるのはKOF95から)として公表されていない。
よって正式コマンドは不明、KOF95同様に「レバー↖or↗にちょんっと一瞬入れる」が比較的出易い。
ロバート:ノーマルジャンプと大ジャンプ
1. まずはノーマルジャンプ
2. 続いて大ジャンプ
※実はジャンプ中のトータル滞空時間はノーマルジャンプ=大ジャンプとなっている。そのため、若干ではあるが大ジャンプの方が全体的な移動スピードが速く鋭く(?)なっているのが分かる。
三角飛び/急降下三角飛び
アテナ:三角飛びと急降下三角飛び
1. まずはノーマルな三角飛び
2. そして急降下版
令和の時代に昭和のアイドルが猛スピードで落ちてくる恐怖。何気に相手が画面端を背負っている時に相手側の壁に向かってコレをやると「裏と見せかけ表に急降下攻撃」となるので使える。なによりカッコいい。使おう。
ジャンプ着地キャンセル
ジャンプ攻撃を出した際、着地に僅かな隙(3/60~5/60秒ほど)が存在する。その隙を「必殺技or超必殺技or攻撃避け」でキャンセルすることが可能。
例えば、京で「先読みで昇りジャンプふっとばし攻撃を空対空で出したが相手が飛んでなかった場合」において、京の着地を相手が投げようとしたところに着地キャンセル鬼焼き(無敵技)で逆に返り討ちにしたり、クラークで同じ状況においては着地キャンセルウルトラアルゼンチンバックブリーカー(超必殺投げ)で「通常投げレベルでお仕置きしようと思っていた優しい対戦相手」を奈落の底に叩き落すことが可能。
京:着地キャンセル鬼焼き
1. 空ジャンプだとキムの小足をガード出来る
2. ジャンプ昇りで技を出すと着地の隙が生まれるため屈Bがガード出来ていない
3. 同じくジャンプ昇りで技を出した後、着地で弱鬼焼き(無敵)を出してキムを返り打ちにしている(=着地の隙をキャンセル)
クラーク:着地キャンセル超必殺投げ
1. ジャンプ昇りで技を出すと着地の隙が生まれるはずが、着地の隙をキャンセル出来るのでウルトラアルゼンチンバックブリーカーでカッファンさん宙を舞う
2. 一応「着地をキャンセルしてますよ」という証明のため、同じくジャンプ昇りで技を出し、着地で屈ガードを入れているが屈Bを食らっているのが分かる
ジャンプ着地キャンセル空中必殺技
ジャンプの僅かな時間の着地モーション(砂煙のエフェクトが上がっている時)中、判定的には地上着地しているにも関わらず、空中必殺技を出すことが可能。この現象の恩恵を最も受けるのがブライアンなので、アメスポチーム大好きな人は是非ともこの技を練習することをオススメ。
ロバート:着地キャンセル飛燕龍神脚
ロバートのジャンプ攻撃にはキャンセルのかかる技は存在しないため、一度ジャンプで通常攻撃を出してしまうと飛燕龍神脚を出すことは不可能だが、動画ではジャンプDの後に着地キャンセルで飛燕龍神脚を出している。だから何と言われるととても困るし、旧SNK開発スタッフの方に聞いてくださいとしか言いようがない。
ブライアン:着地キャンセル応用即死コンボ
死ぬ。ロバートやアテナと違い、もはや着地キャンセル空中必殺技とアメフト(副業)で生計を立ててるレベルに恩恵を受けているのが見ていただくと分かると思う。ちなみにめくりジャンプBの後に着地キャンセル弱スクリューボディプレスがそれ。
空中超必殺技
本来、地上でしか出せない超必殺技を空中(前ダッシュorバックステップ中に出すことも理論上は可能だが、人力で出すとなると指が複雑骨折するかレバーが折れるレベルの練習が必要)で出すことが出来る。理論としては、空中必殺技と超必殺技のコマンドを同時に完成させるとシステム的に超必殺技が優先的に出てしまうという現象を利用したもの。※KOF95と異なりアテナやロバート、舞は不可能。
キム:空中鳳凰脚
地味にムズい。KOF95と比べるとムズい。その割りに出来ても余りメリットが無いところがまた堪らない。なお、鳳凰脚自体のコマンドがKOFシリーズ通して省略可能(↓↙←→でOK)であるため、素早く入れることを兎に角意識すれば出る。
ブライアン:空中ビッグバンタックル
ビッグバンタックル本来のコマンドを空中で素早く入力、普通に出るジャンプC(ボディプレスみたいなやつ)を相手に当ててキャンセルして↓↘→+Bとすると出る。ちなみにコンボにはなってない。
なお、ジャンプCを空キャンセルして出すことも可能なようでその操作を実施すれば割と自由に出せるらしいが、腕が攣ったので今日はこれくらいにしておいてやらぁ(涙目)※本件、@mot_csbさんに助言頂きました!ありがとうございます。
リョウ:空中龍虎乱舞
一番ムズいかも。とにかく素早く!としか言いようがないのだが、慣れてくると空中で全コマンド一気に入れてしまう方が楽かも知れない。そして空中超必殺技シリーズらしく出来てもあまりメリットがないところがまた素晴らしい。実に素晴らしい。
歩き・ダッシュ関連Tips
しゃがみ歩き
しゃがみながら前にゆっくり進める(操作方法は1P側にいる場合であれば「↘」入れっぱなし)。
餓狼伝説2発祥のシステムをKOFへ移植したもので、KOFでも餓狼キャラが対象となっている。正直実用性は微妙だが、一応テリー・キム・舞の3キャラは必殺技の下溜めを維持しながら前進出来る。
ダッシュ必殺技&特殊技
前ダッシュorバックステップ中にキャラクターの地上から離れている状態において空中必殺技を出すこと。出せる技一覧は下記の通り。
ダッシュ着地キャンセル必殺技
原理は上記のジャンプ着地キャンセルと同様。ダッシュの着地は全キャラ(チンと舞を除く)一律で3/60秒ほどの隙が存在するが、それを「必殺技or超必殺技(攻撃避けなどでのキャンセルはジャンプ着地キャンセルと異なり不可)」でキャンセルすることが可能。また、ダッシュは空中に浮いている間は足元無敵であるため、ダッシュ着地キャンセル必殺投げは大半の足払い系攻撃を無効化して投げが成立するので非常に有効。
タクマ:ダッシュ着地キャンセル翔乱脚
タクマで前ダッシュ(足元無敵、他キャラも同じ)から、着地の隙をキャンセルしてコマンド投げである翔乱脚を出すことで、大門の屈Dの攻撃持続が残っているにも関わらず着地の隙に攻撃を受けずそのまま掴めている。
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