KOF94の愉快な操作集Vol.3

KOF94バグテクニックVOL3アイキャッチ画像 KOF94

Vol.1とVol.2だけじゃ物足りない欲張りな貴方へ。

背中蹴り

対象キャラクター

ヘヴィD、ラッキー、ラルフ、クラーク以外(詳細は一覧表を参照)

基本的にダウンモーションは相手側に脚を向けて倒れるようになっているが、大半の通常投げは相手側に頭を向けてダウンする。これを応用して、相手を画面端(ハイデルンなど一部キャラによっては画面端でなくても可能)に向かって投げ、起き上がりにタイミングよく前ジャンプ攻撃を重ねると相手はこちらのジャンプ攻撃に背中を向けている状態になるのでガード方向が逆になる現象。文字だと分かりにくいので下表と動画を見てもらうのが手っ取り早い。(忍法説明放棄)

対象の技該当キャラ
C投げ
(相手の近くで←or→+C or D)
テリー、アンディ、アテナ、京、紅丸、大門(遠距離投げのみ)、キム、チャン、チョイ、ユリ、舞、キング、リョウ、ロバート、タクマ
C投げ
(相手の近くで←or→+C)
ジョー、ハイデルン、ブライアン
D投げ
(相手の近くで←or→+D)
ケンスウ、チン、大門、ブライアン
ユリ:通常投げから背中蹴り

1. 画面端に向かって通常投げ(←+C or D)
2. 相手は画面端を背負って頭向けダウン
3. 投げ後「↖」入れっぱなしで前ジャンプ
4. ジャンプD>近C>砕破(弱)
ユリは基本的に投げた後、相手の起き上がりタイミングを取らなくても良いので狙いやすくオススメ。ちなみにジャンプDのガード方向は「→(ユリ側)」になる。

ブライアン:C投げから背中蹴り

1. 画面端に向かって通常投げ(→+C)
2. 相手は画面端を背負って頭向けダウン
3. 少し歩きつつタイミングを図って前ジャンプ
4. ジャンプB着地キャンセル弱スクリューボディプレス>屈D
投げた後は前歩き必須。かつタイミングも取る必要があるのでチョイムズだが、投げも含めてこの減りは訴訟まったなし。ラルフのガード方向は「←」が正解。

紅丸:通常投げから背中蹴り(蹴ってない)

1. 画面端に向かって通常投げ(→+C or D)
2. 少し待って前ジャンプしフライングドリル
3. 屈Bを擦っておき>良しなに居合い蹴り
ナニコレェ!!!?ちなみに2回異なるタイミングでやってみた。1回目ガード方向は「↘」、2回目は「↙」が正解。更にタイミングを変えるとフライングドリルが背中当てになった上に相手と位置が入れ替わるというヤフオクで500円位で落札したマジックネタみたいなことが出来る。

キャンセル系(コマンド投げキャンセル以外)Tips

連打キャンセル

対象キャラクター

チャン、ブライアン以外の全員

他の格闘ゲームにも存在するが、各キャラ決められたいくつかの弱攻撃はヒットorガード時に再度弱攻撃(AorBボタン)を押下することでキャンセル出来る。繰り返すと弱攻撃×N回も可能で、ダメージの高さやピヨり値の高さなどもあり、ある意味KOF94を代表する要素のひとつとなっている。
なお、ひたすら連打する方が良いキャラ(チンやキムが顕著)、リズムよくタンタンタンと入力する方が良いキャラ(と技)の2パターンが存在する。

ヘヴィD:屈B×9回でピヨり

見たまんま。ヒット数と体力満タンから6割持っていき、しかも気絶というeSports辺りから格闘ゲーム始めた人が見たら卒倒しそうな世界線。なお、この動画ではタンタンタンとリズムよく入力している。

チン:近A~遠A×N回でピヨり

これはもはや格闘ゲームではない可能性があるな!!?

強制キャンセル

対象キャラクター

ジョー、ラルフ、クラーク、チャン

一般的な格闘ゲームと同じく、各キャラごと通常技にキャンセルの可/不可が分かれている。例えば、ジョーの近B及び、ラルフ・クラークの近Cは二段技だが一段目のみ(超)必殺技でキャンセル可能である。
ところが連打系必殺技(爆裂拳、バルカンパンチ、鉄球大回転)のみは、その法則に当てはまらず、どんな通常技でもキャンセル可能となっている。前述のラルフ・クラークであれば近Cがパンパンと二段目まで入った後、ガトリングアタック/スーパーアルゼンチンバックブリーカー/超必殺技ではキャンセルできないが、バルカンパンチのみはキャンセル可能となる。

ジョー:爆裂拳で強制キャンセル

屈B×2回>近B二段目強制キャンセル爆裂拳
強制キャンセルの基本。わりとこのコンボはKOF94発売当時に駄菓子屋のMVS筐体でやってる人を見かけた気がする。

応用として強制キャンセル時にバルカンパンチが出るタイミングに重なるようにガトリングアタックを入力(入力例:「←」溜めを維持しつつ、Cボタン連打しバルカンパンチが出るタイミング(Cボタン4回目)と同時に「→」に入れる)すると2つの必殺技が重複入力された事となり、必殺技内の優先順位の高い方が出る。つまり近C二段目強制キャンセルガトリングアタック(強)を出す事が可能。

ラルフ:強制キャンセル応用その1

1. ジャンプD>近C二段目(この時点で「←」に溜めつつCボタンを連打開始)
2. Cボタン4回目と重なるように「→」で溜め開放。必殺技の優先順位がバルカンパンチ<ガトリングアタックのため、通常はキャンセルできない近C二段目をキャンセルしてガトリングアタックをコンボにしている。

ラルフ:強制キャンセル応用その2

1. おなじみ近Cを出しつつCボタン連打
2. Cボタン3回目連打までに「←↙↓↘」入力
3. Cボタン4回目と重なるように「→+D(CD同時)」とすると、必殺技の優先順位がバルカンパンチ<スーパーアルゼンチンバックブリーカーのため、近C二段目キャンセル必殺投げが出来る。

気合キャンセル

対象キャラクター

チャン、ブライアン以外の全員

前述の連打キャンセル出来る全ての小技で実はキャンセルして気合い溜め(A+B+C同時押しっ放し)を出すことが可能。これを応用し、A+B+Cボタン同時押しから即ボタンを離すと小技キャンセル気合い溜め化け立ちCが出せる。(同時に押された時のボタンの優先順位がD>C>B>Aと決まっている)

そのため、屈B×N回(連打キャンセル)>気合いキャンセル近Cor屈Cなどといった芸当が可能となりコンボの幅が非常に広がる上、ゴチャった状況などで「取り敢えず振った小技ヒット>目視して気合いキャンセル立ちCor屈C>普通のキャンセル必殺技でピヨり」も可能となり、ゲーム性にかなり影響が出てくる。

なお、気合キャンセルをより詳しく解説したページを別途設けたので、興味があるor使ってみたいという方はご参考にされたい。

ヘヴィD:屈B×2>屈C>ブラストアッパー

1. 屈B×2は通常の連打キャンセル
2. 屈Cは屈み状態のまま、一瞬A+B+Cを押して即離す
3. 屈C>弱ブラストアッパーは通常キャンセル
4. 相手はピヨるので好きにしてノーシェ

リョウ:屈B×4>屈D

1. 屈B×4は通常の連打キャンセル
2. 屈Dは屈み状態のまま、一瞬A+B+C+Dを押して即離して出す(Dが優先される)
3. 相手がピヨったのでおかわりして飯うま
※実はリョウは屈Bから屈C/屈Dは目押しで繋げられるのだが、気合いキャンセルを行うことでより確実に繋げる事が可能となる。

気絶ふっとびへの空中追撃

対象キャラクター

京、ラッキー、キング、リョウ、ロバート、タクマ
※トルネードキックを「一段目で気絶→別の技で追撃」状況を作るのが困難なため一旦除外。

「朧車(強)・サイクロンブレイク・トルネードキック・飛燕疾風脚(強)」は何れも2発以上連続で攻撃する必殺技である。これらが最終段までヒットする途中で相手が気絶した場合、残りの攻撃がスカることなくキチンとヒットする。これは「気絶状態になった相手は浮くが、残りの攻撃をヒットさせるため空中追撃を可能とする」という特殊状態に至っていると推測される。多分。知らんけど。

応用として、強弱入替えと併用すると「気絶して空中に浮いたため追撃可能状態にも関わらず、本来ヒットするべき追撃技が出ないため”何でも”追撃可能」な状態にすることが出来る。最も狙いやすく、実用的な飛燕疾風脚(強→弱入替え)を例として動画を示す。

ロバート:気絶ふっとびへの追撃

1. ジャンプD>屈A気合いキャンセル屈C>飛燕疾風脚(強→弱入替え版)
2. 飛燕疾風脚の1段目で相手は気絶して浮く
3. 本来は強版なので2段目がヒットするはずだが弱版へ入替えを行っているため、気絶したまま吹っ飛んでいるリョウに向けて幻影脚を出してみると見事ヒット
4. ウワァカッケー(※個人の感想です)

押し合い判定消失ダウン

“押し合い判定”って何ぞ?

相対するキャラ同士お互い前進してキャラクターを密着(まったくいやらしい)させた状態からなおレバーを相手方向に入れ続けても、お互いが壁になって前進モーションのままグイグイ押し合っている状態になるアレ。

下表に記載しているダウン技については、ダウン中の相手の押し合い判定が消失してしまう。そのため相手の上を歩きやダッシュですり抜けて裏周り、なんなら重なって自分でも表裏分からない起き攻めしちゃう?といったヤンチャな事が可能となる。※動画は解説用に露骨に裏側へ移動しています。実践ではキャラ同士が重なって自分でも表裏が分からない程度がいい感じです。

キャラ対象の技名補足
大門・十字締め(相手の近くで←or→+C)
・送り足払い(相手の近くで←or→+D)
キム・飛翔脚
・鳳凰脚
チャン・鉄球大暴走画面端限定
チン・強飲酒(相手の近くで←or→+C)自分が画面端を背負っている時限定
ハイデルン・ネックローリング
キング・イリュージョンダンストルネードキックモーションを強弱入替えすると相手との距離が少しだけ近くなる
ユリ・飛燕鳳凰脚
リョウ・龍虎乱舞虎吼モーションを強弱入替えすると相手との距離が少しだけ近くなる
ロバート・龍虎乱舞龍牙モーションを強弱入替えすると相手との距離が少しだけ近くなる
タクマ・龍虎乱舞覇王至高拳モーションを強弱入替えし、弱飛燕疾風脚で追いかける必要あり
大門:C投げ(近距離つかみ版)から

1. オン!!オン!!オン!!と締め上げる
2. 相手方向にレバー入れっぱなしで前歩き
3. そのままダウン中の相手をすり抜け裏周り
4. 近C>天地返し
連続投げが可能な状態となるので、そのまま前ダッシュから天地返しが入り続けry

キム:飛翔脚から

1. 普通に飛翔脚がヒット
2. 移動のため前ジャンプ飛翔脚を出す
3. 着地後、相手方向に歩いて裏周り
4. アチャアチャアチャアry

ハイデルン:ネックローリングから

1. なんやかんやでネックローリングがヒット
2. 移動のため再度ネックローリング
3. 着地後、少しだけ相手方向に歩いて裏周り
4. 屈A×2>近A>ムーンスラッシャー(弱)
ネックローリングは空中で噛み合ってそのまま掴んだりと割と当たる状況は多い方だと思うので、使い易い連携。近D重ねや垂直ジャンプD重ね(2段技かつ気絶値大)もいやらしい。

キング:イリュージョンダンスから

1. イリュージョンダンスがヒット
2. 最後のトルネードキックを強弱入替え
3. 相手との距離が少し近くなる
4. 相手方向に歩いて裏周り
5. 近D二段>ちょっと歩いて近D二段で気絶
94のキングが至高はっきりわかんだね

タクマ:龍虎乱舞から

1. なんやかんや>龍虎乱舞
2. 最後の覇王至高拳を強弱入替え
3. 弾速が遅くなるので溜め時間を稼ぐ
4. 飛燕疾風脚(弱)で相手に接近
5. ちょっとだけ歩いて裏周り
6. 近C>翔乱脚
これが極限流かわいがり

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